生家戸愛子(きやど あいこ)は、日本のものづくりを愛してやまない26歳。OLとして働いていたが、ものづくりに貢献したいとの思いから「三次元CAD利用技術者2級」資格を取得。手始めに派遣社員として新米CADオペレーターとしてのキャリアスタートするはずだったが、派遣先の建築設計事務所はクラック版CADソフトの利用を強いるブラック企業だった。
思い悩む愛子の前に不思議なネコが現れる。妙な関西弁をしゃべるネコは、なぜか子ども頃の愛子を知っているうえ、解決のためのヒントをまで与えてくれるのだった。